市立函館保健所は1日、新たに5人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。同保健所の感染確認の累計は169人となった。また、市病院局は同日、同保健所の発表分とは別に市立函館病院の職員1人が感染したと発表した。
同保健所によると、新たな感染者は市内の10代男性、年代非公表の男性、70代女性、20代男性、10代性別非公表。12月31日に発表した函館商業高校のクラスター(感染者集団)関連も含まれているという。
5人とも軽症または無症状で、70代女性は道内の医療機関に入院、10代男性は管内宿泊療養施設に入所、3人は管内宿泊療養施設の入所を調整している。4人は市内感染者の接触者で、1人は感染経路不明。
また、市病院局によると、市立函館病院の職員については、外来担当の医療従事者で、渡島管内で陽性が確認された家族の濃厚接触者。12月31日深夜に発熱し、1日に検査を受けたという。
同職員は同病院の年末年始の休みに入る12月28日まで勤務。市病院局は、同職員は発症前2日間の勤務はなく、院内での濃厚接触者はいないと判断し、予定通り1月4日から同病院の診療を開始する。