函館市内で、12月に入り灯油タンクのホースが刃物のようなもので切られる被害が相次いでいる。函館中央署では9日までに12件の被害を認知し、函館中央署は同一犯の可能性もあるとみて器物損壊の疑いで調べている。
同署によると、9日までに同署が被害を認知したのはいずれも函館市内で、桔梗2で7件、亀田中野町で3件、五稜郭町、山手1で各1件。住宅や公共施設などの敷地内に置かれた灯油タンクが被害にあっていた。
同署はパイプを保護するカバー取り付けや防犯カメラの設置などの被害防止対策を呼び掛けるとともに、「不審者を目撃したり、被害に遭ったりした場合は110番通報を」としている。