本場のレシピを食べやすくアレンジ
日本人好みの優しい味
電車通り沿いに昨年12月にオープンした「アンナプンナ」は、ネパールのホテルレストランで修業した来日4年目のカンデル・サロジ店長が腕を振るう本格派ネパールカレーの店。カンデル店長は「本場のレシピはネパール人には普通でも、日本人にはとっても辛い。日本の方でも食べやすいものにしたかった」と言い、〝日本のお父さん〟と慕う若山史オーナーと力を合わせ、アレンジした味で提供している。
油分を抑えたヘルシー志向のカレーはポーク、シーフード、野菜などの15種類。辛さは甘口から辛口までを揃え、野菜ベースのスープに、1時間半ほど煮詰めて作る自家製カシューナッツペースト、ネパール直送のスパイス14種類を使い分けてタイミング良く投入し、1皿ずつ仕上げていく。中でもほんのりカシューナッツの甘さが感じられる「チキンカレー」は、日本人好みに仕上がったという自慢の味。手作りナンに付けて食べれば、その旨味や甘みが際立つ。タンドリーチキンなどのネパール風の一品料理も添えれば、異国の味わいをより感じられること間違いなしだ。
(ハコラク 2020年12月号掲載)
インド&ネパールカレー
ANNAPURNA
函館市本町3‐14
☎0138‐76‐1259
11:00~15:00
17:00~22:00
(各30分前L.O)
日曜定休
禁煙
提携P有り(1時間まで無料)