はこだてグリーンプラザ(函館市松風町)で1日、JRA函館競馬場の特別協賛イルミネーション「光のトンネル」が始まった。全長25メートルのトンネルに4万5000個の電球がきらめき、光のアーチが早速市民や観光客の注目を集めている。来年2月28日まで。
はこだて冬フェスティバル実行委主催の光のトンネルは、入り口の間口を広くし、出口を狭くすることで遠近法による写真映えを強調している。また、トンネル内には流れるライトを使って、馬のシルエットパネルが駆ける疾走感を演出。訪れた人がスマートフォンやカメラを手にトンネル内を歩きながら撮影するなどして楽しんでいた。
修学旅行で友人2人と訪れた宮城県多賀城高校2年の加藤和(のどか)さん(16)は、「イルミネーションだけでなく、出口の先にあるクリスマスツリーもきれいだった」と話していた。点灯時間は日没から午後10時まで。(野口賢清)