市立函館保健所は28日、市消防本部に勤務する20代男性職員を含む市内居住の5人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。
同本部によると、市消防職員は25日に感染を確認した別の20代市消防職員男性の濃厚接触者で、本部警防課に勤務。22、23日は休日で、24日から25日朝までの当直勤務では出動機会や市民との接触はなかった。27日に発熱があり、検査で発覚、軽症で28日に入院した。市消防職員の感染は4人目。
また、20代の性別、職業非公表2人、年代、性別、職業非公表の1人は25日に確認した別の30代消防職員の濃厚接触者。このほかの80代無職女性の感染を確認した。4人は軽症、または無症状で、医療機関、宿泊療養施設への入所を調整中。感染流行地への旅行歴はなく、それぞれの濃厚接触者は調査中。市内の累計感染者は76人。