市立函館保健所は25日、市内居住の3人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。このうち2人は市内飲食店で発生したクラスター(感染者集団)を起因とした感染で、クラスター関係の累計患者は30人となった。
クラスター関連の2人は、60代男性(職業非公表)と性別、年代、職業非公表の1人。いずれも軽症で会話可能。他の1人は男性(年代、職業非公表)で道内患者の濃厚接触者。
3人はいずれも24日の市衛生試験所の検査で陽性を確認し、25日までに道南の指定医療機関に入院。海外渡航歴や感染流行地への旅行歴はなく、それぞれの濃厚接触者は調査中。函館市内の感染確認は累計で61人となった。