【札幌】道と札幌市は17日、道内で合わせて27人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。
同市内では有料老人ホームとすすきの地区の飲食店の2件で新たなクラスター(感染者集団)を確認した。道内の累計感染者は延べ2518人(実人数2496人)となった。
道検査分は石狩管内3人(20代男性1人、10代女性2人)、日高管内2人(10代と30代女性)、釧路管内の20代男性1人。札幌市内の新規感染者は男性が9人、女性6人で、20代7人、30代4人、40、60、80代が各1人、年代のみ非公表2人、年代・性別非公表が4人だった。また、小樽市で20代女性1人の感染を確認した。
有料老人ホームのクラスターは8日に職員の陽性を確認し、これまでに濃厚接触者として、入居者121人、職員107人の検査を実施。30~80代の入居者2人と従業員4人の陽性を確認した。一方、すすきの地区の接待を伴う飲食店では利用客が13日に陽性と判明し、濃厚接触した可能性のある人は、従業員33人、利用客53人で、このうち28人を検査。10~50代の従業員7人と利用客4人の11人の陽性を確認した。両施設ともに感染者はいずれも軽症という。