函館白百合中学校(高橋眞理子校長)の1年生23人が8日、函館開発建設部の港湾業務艇「みずなぎ」に乗船し、函館港内を見学した。
社会科の授業の一環で企画した港内見学で、同部港湾事務所の職員が案内。新型コロナウイルス感染防止のため、2班に分けて乗船し、函館港内を巡航した。
船上で職員がフェリーターミナルや造船施設、魚市場など港湾内にある施設や現在進行中の工事について紹介し、若松埠頭の岸壁工事は「完成するとダイヤモンドプリンセンスなど11万トン級のクルーズ船が接岸できる」と話した。
生徒たちは海上から街並みや港の景色を眺めながら職員の説明を聞き、港の役割や機能について理解を深めた。小笠原優花さん(13)は「海から見る赤レンガ倉庫群が印象的だった。港にいろいろな施設があることが分かりました」と話した。(鈴木 潤)