★お盆の帰省 目立つ空席(9日) お盆の帰省シーズンが8日、始まった。北海道新幹線が停車する新函館北斗駅では、スーツケースなどを手に目的地へと向かうマスク姿の帰省客や観光客の姿が見られた。今年は帰省や観光を見送る人が増えたせいか、例年のような混雑は見られず、空や海の交通機関でも空席が目立った。
★ひやま漁協でマグロの水揚げ始まる(11日) ひやま漁協(本所・乙部町)管内の各漁港で10日、マグロの水揚げが始まった。上ノ国町の小砂子漁港からは午前4時ごろ10隻が出漁し、沖合で一本釣り漁を行った後、正午の荷受け時間に合わせて帰港、初日は町内全体で15匹が水揚げされた。
★函館で今年初めての真夏日(12日) 函館地方気象台は11日、函館で今年初めて真夏日を観測したと発表した。午前10時55分ごろに30度を超え、最高気温は30・1度。このほか森町30・9度、木古内町30・0度が今年初の真夏日。北斗市29・3度、江差町と厚沢部町鶉28・7度など、道南のほとんどの地点で今年最高となった。
★クルーズ船の経済効果13億円(13日) 2019年度にクルーズ船で函館を訪れた乗客が滞在中に消費した平均金額は、国内客で1万6972円、海外客で1万4161円だったことが函館市のまとめで分かった。昨年寄港した延べ47隻の乗客乗員の合計は約9万3000人で、単純計算で経済効果は少なくとも13億円に上る。
★次期衆院選で8区は共産が候補擁立見送り(13日) 日本共産党函館地区委員会(三国武治委員長)は12日、次期衆院選で道8区から党公認候補を擁立しない方針を明らかにした。共産党北海道委員会が11日、前回(2017年10月)の衆院選で野党統一候補を擁立し、勝利した1、6、8、11区では候補の擁立を見送るとした。
★故石川さんのシベリア抑留描いた絵画展始まる(13日) 終戦後に旧ソ連軍の捕虜としてシベリアに抑留された石川慎三さん(1919~2015年)の作品展「石川慎三絵画展 シベリア抑留を描く」が12日、函館市地域交流まちづくりセンターで始まった。90歳を目前とした08年ごろから完成させた11点の作品群で、平和への思いを伝えている。
★サラキ岬でペルセウス座流星群観測(14日) 3大流星群の一つペルセウス座流星群が活動期を迎えている。活動が最も活発になる「極大時刻」の12日午後10時、星の観測スポットとして知られるサラキ岬には10人ほどの天文ファンが訪れた。イカ漁の漁火が輝くなか、1時間に十数個の流れ星に歓声をあげていた。
★福島でお盆の成人式(14日) お盆の帰省時期に合わせて福島町成人式が13日、町福祉センターで開かれ、対象者48人中23人(男性11人、女性12人)が出席し、新たな門出を祝った。式典では、五島優也さん(20)が宣誓文を読み上げ、鳴海清春町長と溝部幸基町議会議長が祝辞を述べた。成人祭では、代表して今井龍太さん(19)と丸井奈美さん(20)が、元服の衣装に袖を通し、神前での「加冠の儀」に臨んだ。