【木古内】3大流星群の一つペルセウス座流星群が活動期を迎えている。活動が最も活発になる「極大時刻」の12日午後10時、星の観測スポットとして知られるサラキ岬(町亀川)には10人ほどの天文ファンが訪れた。イカ漁の漁火が輝くなか、1時間に十数個の流れ星に歓声をあげていた。
数多くの流星群のうち、ペルセウス座流星群は、しぶんぎ座流星群(1月4日ごろ)、ふたご座流星群(12月14日ごろ)と並び3大流星群と呼ばれる。流星はかつて彗星がまき散らしたちりの帯を、地球が通過する時、地球の大気にちりが突入し発光することで観測できる。
町内に帰省中の20代女性は「1時間に10個の流れ星を見た。願い事は秘密です」と微笑んでいた。(佐藤由紀彦)