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大野農業高がアジアギャップ認証、米に続き2例目

 【北斗】大野農業高校(野村博之校長)は青果物の栽培で、食の安全や環境に配慮した農業生産工程の認証制度(GAP、ギャップ)の一つ、ASIAGAP(アジアギャップ)を取得した。同校のGAP認証は、2018年に米作でJGAP(ジェイギャップ)取得に続き2例目。
 認証の対象農産物は、リンゴ、日本ナシ、西洋ナシ、ブドウ、トマト、ミニトマトの6品目で、園芸科野菜班、果樹班の1~3年生24人が、昨年3月から認証に向け、取り組みを進めてきた。
 生徒たちは従来のやり方を見直しながら基準に沿った営農を実践。倉庫、施設内の整理・整頓や農産物の安全対策、農薬散布、施肥のルール策定などを進めた。特に収穫後の選果作業では、既存の建物を有効活用して選果エリアを定め、農産物に汚染物質やばい菌が付着しないよう、土足禁止や作業前の手洗いなど衛生管理を徹底した。
 昨年11月、認証機関の本審査を受け、生徒たちが審査員の質問に受け答えし、取り組み状況を説明した。認証日は1月11日付。
 指導に当たった園芸科の工藤拓郎教諭は「GAPのシステムを知ることで、生徒たちに食の安全に対する責任感が芽生えた」と話す。生徒たちは「基準書を理解するのに必死だった」「実家の農家を継いだら認証に挑戦してみたい」などと話し、果樹班の岡本侑真さん(2年)は「今までやってきたことが結実してよかった。さらに安全、安心を意識しておいしい果物や野菜を作っていきたい」と意欲を新たにした。(鈴木 潤)










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