★道内7空港ビル一体経営開始で式典(19日) 北海道エアポート(千歳市、蒲生猛社長)による道内7空港のビル一体経営が始まったのを記念する式典が18日午前、各空港で一斉に開かれた。函館空港では同社から坂口泰之専務が出席し、工藤寿樹函館市長や函館商工会議所の久保俊幸会頭、函館空港ビルデングの水島良治社長らとともにテープカットを行い、ビルの民間運営開始を祝った。
★大学入試センター試験終わる(20日)2020年度大学入試センター試験が18、19の両日、行われ、函館市内の3会場では試験時間の遅れなど大きなトラブルはなく、無事に全日程を終えた。来年度からは後継の「大学入学共通テスト」が実施される。
★函館市決算、自主財源確保が課題(20日) 函館市はこのほど、2018年度決算の各種状況をまとめた。歳入から歳出を差し引いた実質収支は4億7000万円の黒字で、これに国や道からの補助金の精算不足分3億600万円を加えると、実際の黒字幅は7億7600万円となった。地方公共団体の財政力の強さを示す「財政力指数」は0・474で、類似団体平均(0・797)から大幅に低い状況が続いており、自主財源の確保が依然として課題となっている。
★スケート場イベントデー満喫(20日) 函館市文化・スポーツ振興財団(佐々木茂理事長)主催の「イベントデー」が19日、函館市民スケート場で開かれた。漬け物石をストーンにみたてたカーリングゲームを行い、幼児から大人まで200人が楽しんだ。
★記録的少雪、農業関係者動向を懸念(21日) 今冬の記録的な少雪を受け、道南の農業関係者は今後の天候状況を注視している。今のところ渡島、桧山管内では被害は出ていないが、畑の土壌水分不足で種まき後の生育が鈍ったり、雪解け水が減って水稲栽培に影響が出たりしないか今後の動向を懸念する声も。一方、暖冬傾向で雪が積もらず、農業用ハウスの燃油コスト削減につながると利点を感じる人も少なくない。
★市スポーツ賞、今さんと佐藤さん(21日) 函館市教委は20日、スポーツやレクリエーションの振興に尽力した人や全国規模の大会で好成績を残した人を顕彰する今年度の「函館市スポーツ賞」の受賞者を発表した。功労者部門は函館スキー連盟の今均会長(72)、成績部門には函館工業高校2年の佐藤三太さん(17)=陸上=が選ばれた。
★ハーモニー、民事再生法申請(21日) 函館市内で福祉施設を運営する「ハーモニー」(函館市東山町、早川拓人社長)は14日付で、函館地裁に民事再生法の適用を申請した。同社は昨年11月、みちのく銀行、北海道銀行、道南うみ街信用金庫から同地裁に破産を申し立てられており、事実上の対抗策とみられる。帝国データバンク函館支店などによると、負債は約30億4500万円。
★春節間近、新型肺炎感染拡大に懸念(23日) 中国の武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大が懸念される中、24日から中華圏の旧正月にあたる「春節」の連休が始まる。訪日観光客の増加が予想されるため、函館空港の検疫所では、武漢市を経由して入国する人に症状があれば自己申告を呼び掛けるポスターを掲示。保健所や医療機関、消防の関係者も感染拡大に向けた対応策の確認を進める。
★函館マラソン、日本陸連が後援に(24日) 函館市内で7月5日に開催される「2020函館マラソン」で、函館市教委は23日、今大会から日本陸上競技連盟(日本陸連)が、後援として加わる見通しとなったことを明らかにした。道内のフルマラソンとしては北海道マラソン(札幌)に続く2大会目で、3月にある同連盟の理事会で正式決定する。
★イカ輸入過去最高(24日) 函館税関は23日、2019年の外国貿易概況(速報)を発表した。輸入額は、不漁が続く「いか」が比較可能な1979年以降で過去最高を更新し、全体では41・1%増の299億1200万円だった。輸出額は1・7%減の233億8400万円。輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支はマイナス65億2900万円で、2008年以来の赤字となった。
★救急出動件数、7年連続で過去最多更新(24日) 函館市消防本部がまとめた2019年の救急出動件数は、前年比259件増の1万6433件で過去最多を更新した。前年を上回るのは7年連続で、高齢者の増加などが要因。救急隊の負担軽減に頭を悩ます中、搬送者の半数以上は軽傷であることから、同本部は救急車の正しい利用を呼び掛けている。
★特養1施設、整備取りやめへ(25日) 函館市は、来年度までに整備を計画していた地域密着型特別養護老人ホーム(29床)1施設の整備を取りやめる方針を固めた。市が昨年、施設の需給バランスを調査した結果、特養や介護付き有料老人ホームといった「施設・居住系サービス事業所」が不足していないことが明らかになったため。
★台湾へ新たな魅力発信、現地ライター招へい(25日)リピーターが多い台湾の訪日客に新たな旅の楽しみ方を提案しようと、現地の情報サイトのライターを招いたPR活動が23、24の両日、函館市内で行われた。定番の観光地のほか、昨年JR函館駅前にオープンした複合商業施設「ハコビバ」や飲食店、湯倉神社などを紹介。2回目以上の訪日を考える人への情報発信につなげた。