函館空港の日本航空(JAL)チェックインカウンターに、今年も沖縄県本部(もとぶ)町から贈られた「琉球寒緋桜(りゅうきゅうかんひざくら)」がお目見えした。同社函館支店は「日本一早い春の便りを楽しんで」と呼び掛けている。
JALや日本トランスオーシャン航空(JTA)が同町の「もとぶ八重岳桜まつり」(18日~2月2日)に協賛するお礼として、毎年同町観光協会からサクラの寄贈を受けている。琉球寒緋桜は沖縄県や台湾などに分布しており、今年も函館空港を含む全国の23空港にサクラが贈られ、冬季でも温暖な沖縄観光をPRしている。
函館空港には17日の夜に到着。切り花の高さは約1メートルあり、つぼみもわずかに見られるものの、すでにほぼ満開となっている。同支店は「2、3日中が見ごろ。花が散ってしまう前に楽しんでほしい」としている。(野口賢清)