函館市中央図書館で21日、函館大谷短大影絵サークル(山本桃果部長、部員19人)による「光る影絵劇」が開かれた。幻想的なアイデアを盛り込んだステージを繰り広げ、約150人の親子連れが楽しい時間を過ごした。
同館主催の「図書館deXmas15」の一環で毎年人気のイベント。始めに、きよしこの夜やあわてんぼうのサンタクロースのコーラスでスタート。「マジック」では子どもたちを不思議な現象で驚かせたほか「マジックバルーン」は細長い風船で動物などを作り楽しませた。
光る影絵は「歌のメリーゴーランド」を熱演。暗闇の中、色鮮やかな影絵が光りながら動き、ファンタジーな世界を演出した。山本部長は「歌やマジックで子どもたちとの距離を縮めていきたい」、函館日吉が丘小学校1年の長嶋美咲希さん(7)は「風船を作っているところが楽しかった。また見たい」と話していた。(木村京子)