北海道付近を寒冷前線が通過し、強い冬型の気圧配置となった影響で、14日の道南は桧山と渡島西部を中心に強い風雪となった。函館地方気象台によると、奥尻空港で最大瞬間風速28・3メートルを観測。海は大しけとなった。
同気象台によると、渡島・桧山地方では16日にかけて吹雪や吹きだまりによる交通障害、強風に十分な注意が必要。14日午後9時から15日同9時までの24時間に予想される降雪量は20センチ。15日の波の高さは渡島西部と桧山地方で6メートル。
このほか湿った雪による電線などへの着雪や落雷、突風、ひょうにも注意を呼び掛けている。