プロとして依頼者の生活に寄り添う害虫・害獣駆除現場の紅一点
シロアリやネズミの駆除からシックハウス症候群の原因物質の分解除去まで、住環境への脅威を取り除く幅広い業務を担う「ワタナベプリザーブ」。木材腐朽菌・ナミダタケの駆除技術を日本で初めて開発するなど、1983年の創業から築いた実績で“害虫・害獣駆除の110番”として警察や消防からの依頼も絶えない。
真っ赤な作業着に身を包み、床下から屋根の上まで日々依頼者の下に駆け付ける渡辺さん。仕事中は8.4kgもの薬剤ボンベを背負いどう猛なスズメバチにも防護服無しで立ち向かうが、実は大の虫嫌い。害虫に悩む依頼者の辛さがわかるからこそ助けたい気持ちは強く、圧倒的に男性が多い業界に「これからは女性の目線も必要」との思いで現場に立ち続けてきた。「有資格者としてお客様自身でできるアドバイスも行えます。予想外の危険が潜んでいることもあるので、まずはプロにご相談下さい」と真摯に話す渡辺さん。相手の立場に立った仕事ぶりは、何年経ってもリピーターから「赤い服を着たお姉さん」と指名され信頼を集めている。
(ハコラク 2019年11月号掲載)
株式会社 ワタナベプリザーブ
函館市中道2-53-16
☎0138‐55‐2943
無休