函館市八幡町3の亀田八幡宮(藤山敬廣宮司)の例大祭は15日、例祭が行われ、みこしが市内を巡行する「神輿渡御(みこしとぎょ)で、2基の神輿が市内を威勢よく練り歩いた。
約200人が参加。女性が担ぐみこしに続いて、男性が担ぐ豪華な装飾が施された本みこしの2基が市内を巡行した。この日は梁川、人見、時任などを回り、各町会館前では祝詞が奏上された。担ぎ手は「ワッショイ、ワッショイ」と力強い掛け声とともにみこしを担ぎ上げて、見学しようと集まった多くの市民に勇壮な姿を披露した。
帰省中に家族と見守った札幌市の会社員、佐藤敦司さん(44)は「懐かしくてほっとする光景だった」と話していた。神輿渡御は16日、午前9時から中島、堀川、千代台などを回る。午後6時半からは、民謡や吹奏楽演奏、同8時40分に餅つき大会などが開かれる。(小杉貴洋)