函館市と函館中央交通安全協会(片岡格会長)は14日、梁川交通公園開園50周年記念感謝祭を同公園で開いた。多くの親子連れがパトカーの試乗や足踏みゴーカートリレー、大人2人で乗車できるゴーカート無料開放などを楽しんだ。
感謝祭は2011年から指定管理者の同協会主催で開催し、今回は節目を記念し、市が主催に加わった。周年記念の感謝祭開催は初めて。
開会式で、片岡会長が「利用者はもちろん、多くの企業・団体の支援のおかげ。入園者数は毎年3万人を超え、市民、観光客、修学旅行生に楽しんでもらう施設にしたい」とあいさつ。市市民部の横川真奈美次長もあいさつした。
パトカーの試乗は、子どもたちが運転席や助手席に座り、ハンドルやハンドマイクを握るなどして〝お巡りさん気分〟を満喫。認定こども園国の華幼稚園年長の谷口遥紀ちゃん(5)は「楽しかった。マイクが格好いいので、将来は警察官になりたい」と目を輝かせた。
道函館バイコロジーをすすめる会主催の自転車安全運転教室が行われたほか、ゴーカート無料開放は1周だけ大人2人で乗車ができ人気を呼んだ。お楽しみ抽選会もあり、子どもたちを喜ばせた。
同園は1969年5月、交通知識やマナーを学ぶ施設として開園。18年度の利用者は、前年度比1933人減の3万1930人。10月31日まで、午前9時~午後5時。月曜休園。(山崎大和)