鉄道玩具「プラレール」(発売元・タカラトミー)の展示やシミュレーターによる電車の疑似運転が体験できる「カネモリトレインフェスティバル2」が14日、金森ホールで始まった。鉄道ファンでなくても楽しめる企画が数多くあり、大勢の家族連れでにぎわっている。16日まで。
金森赤レンガ倉庫の30周年記念事業として昨年実施し、3日間で3500人以上を動員した人気のイベント。再度の開催を望む多くの声を受け、今年も開催が決まった。
会場にはジオラマ製作集団「ぺたぞう電車王国」による、プラレールの巨大展示物が登場。パーツを1万点以上使った、高さ約2メートルの大型ジオラマがフロアの中央に設けられ、来場者が縦横無尽に駆け回るプラレールに目を奪われていた。
このほかにも電車の疑似運転やJR北海道のPRブース、道南いさりび鉄道のオリジナルグッズ販売などが行われ、電車や列車の魅力を満喫していた。祖父と訪れた七重小学校2年の渡貫奏斗君(7)は「電車の運転がすごく難しかった。プラレールの展示などたくさんあって楽しい」と笑顔だった。イベントは午前10時から午後6時まで。(野口賢清)