【北斗】七重浜海水浴場(北斗市七重浜1)が20日、道南のトップを切って海開きした。開場に合わせて安全祈願祭を行い、管理運営に当たるさざなみ会の役員や市、警察、海上保安部の関係者ら約40人が開設期間中の無事故を祈った。
神事で池田達雄市長らが玉串をささげた後、同会の寺澤十郎会長が「体と心を癒す海水浴場であってほしい。ぜひPRしてほしい」と呼び掛けた。
初日は約130人が来場。午前中、あいにくの曇天で来場者はまばらだったが、午後からは日が差し込んで気温も上昇すると家族連れやグループ客でにぎわい、海や砂場で遊んだり、焼き肉を楽しむ光景が見られた。
友人と7人で来場した函館港中学校2年の鈴木束彩さん(13)は「海の中は最初冷たかったけどだんだん温かく感じ、気持ちよく泳げた。きれいな海水浴場なので多くのお客さんに来てほしい」と話していた。
今季は8月18日まで開場(同13日は休場)。遊泳時間は午前10時~午後4時。(鈴木 潤)