道南を代表する野外イベント「黒船サーカス2019」が20日、緑の島(函館市大町15)で始まった。大勢の家族連れらが来場し、音楽ステージなどで盛り上がった。21日まで。
函館黒船地域活性化協議会(小林一輝会長)の主催。11回目の今年は、改元に合わせてイベント名を黒船サーカスに一新し、会場のあらゆる場所で催しが楽しめるよう、サーカスの要素を盛り込んだエンターテインメントにパワーアップした。
プログラムの目玉の一つ「黒船アドベンチャーランド」は、長さ45メートルのエアータイムランやバンジートランポリン、ふわふわスライダーなどが登場。世界最大級のスライダーは、親子連れなどが緊張しながらも、フルスピードで滑るスリル感を満喫した。
伊藤琴乃ちゃん(3)は「早くて(スピード)怖かった」、函館鍛神小学校4年の秩父亜依夏さん(9)は「楽しかったのでもう一回滑りたい」とご機嫌だった。
会場内では、タピオカや手羽先、ステーキピラフなどの多種多彩なフードが並んだほか、全国各地で活動する大道芸人SATOYAさんが絶妙なバランス芸を披露し、大勢の来場者から盛大な拍手が送られた。
21日は、メインステージで騎士竜戦隊リュウソウジャーのショー(午前10時、午後3時)、ハーラウフラカウルオカラージャパンによるフラダンスショー(午前11時)などが行われる。(木村京子)