15日に開幕する函館競馬を前に、日本中央競馬会(JRA)函館競馬場には競走馬が続々と入厩(きゅう)し、にぎわいを見せている。期間中は重賞レースやお笑いライブ、トークショーなど多彩なイベントで夏競馬を盛り上げる。
同競馬場によると、5月23日を皮切りに、12日現在578頭が函館入りしている。7月上旬には約700頭が入厩し、ピークを迎える見込み。
調教は午前5時半ごろから始まり、朝日を浴びた競走馬が次々とコースへ。調教師らが馬を交代させながらウッドやダートのコースを駆け抜け、状態を見ながら同9時ごろまで体を動かした。
今年の函館開催は昨年同様、7月21日までの12日間。重賞は函館スプリントステークス(16日)、函館記念(7月14日)、函館2歳ステークス(同21日)のGIII3レースが行われる。
イベントは▽おばたのお兄さん&EXITオープニングお笑いLIVE(15日)▽山本耕史の箱館決戦トーク(16日)▽山田裕貴函館夏空トークショー(22日)▽かまいたち競馬芸人トーク(23日)▽柳楽優弥スペシャルトークショー(7月14日)▽よゐこ&なすなかにしみんなのお笑いステージ(同21日)―など盛りだくさんだ。(稲船優香)