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道南スルメイカ漁苦戦 1~10日の市場取扱量9トン

 道南スルメイカ漁が1日に解禁してから、函館市水産物地方卸売市場の10日までの生鮮スルメイカ取扱量は、前年同期比18・1%減の9トン(速報値)で、2005年以降2番目に少ない取扱量だった。事前の漁況予測では道南への来遊が遅れるとの見方もあり、関係者は一様に1日も早いイカの北上を期待している。
 函館市農林水産部によると、生鮮スルメイカの1キロ当たりの単価は同41%増の1680円。取り扱い金額は同15・2%増の1512万円で、数量減を背景に高値となっている。高値が続けばイカを原料に使う水産加工業者などにも影響することから、このまま高値が続く状態を不安視する声もある。
 今シーズンは3日に初水揚げを迎え、同市場では10日までに7回水揚げがあった。05年から同期(1~10日)を比較すると、最も少なかったのは東日本大震災のあった11年度の5トン。ここ数年は十数トン程度で推移している。ある市場関係者は「船は出漁しているがイカが捕れていない。北陸ではそれなりに捕れているとも聞くので、道南への北上が遅れているのかもしれない。これらの群れが1日も早く道南に来遊するのを期待している」と話す。
 南に目を向けると、石川県水産総合センターがまとめた5月1日~20日の県内の水揚量は前年同期比189トン増の260トン。5月8~16日に能登半島沖から日本海中央部(大和堆付近とその南方)で調査船による調査を行った結果、CPUE(釣機1台1時間当たりの漁獲尾数)は、能登半島沿岸で5・7~155・9尾と比較的高かったという。
 道総研函館水試では日本海側のスルメイカの北上が遅れるとの予測もあり、道南の漁場形成を見逃さないよう漁況を注視している。(野口賢清)










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