2期8年、成し遂げたものもあるが、まだ道半ばのものもある。3期目は、人口減や少子高齢化などの課題を少しでも前進させるために取り組んでいく。
財政はほぼ再建が終了し、まちづくりもハードの面でかなり進んだ。お金を他のものに使う余裕が出てくる。ガーデンシティ函館や西部地区の再整備は2030年をめどに進める。経済では水産業で魚に異変が起きている。自然任せではなく養殖や機械化、省力化を支援する。小型イカ釣り漁船を支援しないと新鮮なイカが提供できなくなる。
目指すは日本一の福祉都市。市内10カ所に高齢者、障害のある人、一人暮らしの不安な人、子育て世代、一人親家庭を見守る、支える福祉拠点づくりを進める。子育て支援、学童保育、一人親家庭の子どもの貧困の解決、私学助成、子ども医療費助成の拡大に一番の力を入れたい。