【七飯】道の駅「なないろ・ななえ」(峠下)は18日から、七飯産リンゴをふんだんに使用したレトルトカレー「りんごカレー」を同施設限定で発売している。リンゴの甘みとスパイスが効いた深みのある味わいのカレーに仕上げた。
特産品を使った新たなオリジナル商品を作ろうと、加工品製造の「寿フーズ」(中島)と1年前から開発に着手。地元農家の協力で製造に必要なリンゴを確保し、販売にこぎ着けた。
1人前200グラムのうち、使う七飯産「ふじ」の実は80グラムと4割を占める。野菜は道産の玉ねぎとジャガイモ、ニンジンを加え、100グラム当たりのカロリーは94キロカロリーに抑えられた。さらに、隠し味に「はこだてわいん」(上藤城)の白ワインを入れている。
開発を担当した同施設の泉谷明弘理事は「リンゴの実が解けないよう形を残しつつ、味の試行錯誤を繰り返した。七飯の魅力を広める商品になれば」と語る。
同施設では19、20の両日午前11時から、試食会を行う。
432円(税込み)。問い合わせは同施設(0138・86・5195)へ。(稲船優香)