【七飯】8~9月のアジア競技大会で正式競技になり注目を集めている世界共通のカードゲーム「コントラクトブリッジ」を楽しむ「七飯コントラクトブリッジクラブ」(NCBC、河村皆子代表)が、会員を募っている。「昔やっていた方も、初心者も大歓迎。仲間の輪を広げたい」と呼び掛けている。
コントラクトブリッジはポーカーやジン・ラミーと並ぶ世界三大カードゲームの一つとされている。インドネシア・ジャカルタで8~9月に開かれたアジア競技大会で正式な種目として初採用され、日本からも20~70代の選手が派遣されるなど注目の頭脳スポーツだ。
四角形のテーブルに4人が座り、対面に座った人同士がペアとなる。トランプのカードを一人13枚ずつ持ち、場に1枚ずつ出していき、一番強い手札を出した選手が4枚を獲得。この4枚1組を「トリック」といい、13回繰り返して得たトリック数を競う。ただ、事前に13回のうち獲得できるトリック数を宣言し、それ以上のトリックが獲得できたかどうかで勝敗が決まる。年齢や性別、国籍を問わず、推理力や判断力、記憶力を駆使する。
NCBCは昨年2月発足し、会員15人。毎週月曜午後1時から同3時半まで、町文化センター1階で活動し、現在七飯のほか、函館や森からも参加者がいる。
3日には「札幌ブリッジクラブ」の佐野正会長、西谷洋子さん、正木優子さん、小林稔さんの4人が指導のため来町。七飯の会員は知識、技術を向上させようと、札幌の会員のアドバイスを聞きながら、約3時間みっちりカードと向き合った。
佐野さんによると、同好会は千歳や室蘭などにあるという。河村さんは「道南唯一のクラブ。七飯はもちろん、七飯以外の方もぜひ一度遊びに来てください」とPRする。
問い合わせは河村さんに電話(0138・65・9188)かメール(akwmr@agate.plala.or.jp)へ。(稲船優香)