【七飯】道立大沼学園(三浦辰也園長)の児童に対し児童福祉推進などで長年にわたり貢献したとして8月31日、函館市の澄信一さん(86)とマサノさん(82)夫妻に知事感謝状(児童福祉功労者)が贈られた。
同感謝状は長年にわたって支援を必要とする子どもを見守り、成長を手助けするなど献身的な活動を続けてきた人を表彰するもので、今年度新たに創設された。
澄さん夫妻はこれまで「函館心の里親会」や「大沼学園後援会」を通じて、同園の子どもたちを支援。菓子の寄付や野球大会の応援、観劇招待などで子どもたちの成長に寄り添ってきた。
同校で開かれた贈呈式では、辻泰弘副知事から澄さん夫妻へ感謝状が手渡された。2人は「今後も支援を継続していきたい」と意欲を見せていた。(野口賢清)