【岡山】陸上の第45回全日本中学校選手権大会は20日、岡山県のシティライトスタジアムで2日目が行われた。男子200メートル決勝で町井大城選手(北斗浜分3年)が22秒21でトップに輝き、道南選手では同種目初の優勝を飾った。大越隆聖選手(道教育大附属函館3年)は22秒81で8着だった。
優勝した町井選手は「優勝を狙っていたのでうれしい。準決勝では自己ベストを更新でき、決勝も向かい風でこのタイムだったので満足」と喜びを語った。
大会初日の19日に行われた予選は22秒50をマーク。続いて行われた準決勝では21秒94と着実にタイムを上げ、トップで決勝進出を決めていた。20日の決勝ではスタートでトップに立ち、中盤に他選手に抜かれたが、後半に粘り強さを見せて追い抜き、2位の選手に0・02秒の僅差で競り勝った。
浜分中の川村英明監督は「現地入りしてからコンディションがすごく良かったので自信を持って挑めていた。勝ち切ってくれて良かった」と喜び、道南陸協の岡部寿一会長は「本当に勝負強い選手。春先から調子が良かったので期待していたが、見事にやってくれた」と活躍をたたえた。(北川隼夢)
女子200 佐藤(江差2年)が準優勝
女子200メートル決勝では佐藤志保里選手(江差2年)が準優勝に輝いた。
19日の予選は24秒76で10組中、全体で2番目のタイム。準決勝は24秒52をマークし、トップで決勝進出を決めた。
20日に行われた決勝では向かい風1メートルの中、1位と0・21秒差で2位。3位とは0・4秒差をつけた。