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「向日葵のかっちゃん」23日に上演 稽古に熱

 函館在住の作家・西川司さんの自伝小説「向日葵のかっちゃん」(講談社出版)の舞台(実行委主催、函館新聞社など後援)が23日に市芸術ホールで上演されるのを前に、地元の高校生ら主要キャストが稽古の最終段階に入っている。脚本・演出の西川さんは「(地元出演の)役者のポテンシャルは引き出せた。この状態を本番まで保ち、成功させたい」と話している。
 同小説は発達障害のあった“かっちゃん”が北桧山の小学校に転校した際、普通学級しかないため担任の森田先生の熱血指導を受けて立派に成長する物語。累計5万部のロングセラーで、昨年8月に東京で初めて舞台化された。函館公演は、かっちゃん役に吉田明生さん(八雲高3年)ら地元のオーディションで選ばれたキャストのほか、森田先生役に高山広さん、かっちゃんの母親役に西野七海さん、東京公演ではなかった“大人になったかっちゃん”に村野武範さんらの俳優陣を迎える。
 台本の本読みは4月末から始まり、市内の施設で稽古を重ねてきた。全員がそろう機会はないため、シーンごとに行い、7月下旬から高山さんが参加。西川さんは「通し稽古ができず、キャストに場面や状況を教え込むなど、芝居稽古としては異例の進行だったが、プロ・アマ混在として頑張っていると思う」と話す。
 吉田さんは「本番が近づき、芝居に対する自分の甘い考えがなくなり、お客さんに見ていただくという責任を感じている。指導してくれた西川さんらの期待に応えたい」、高山さんは「地元の皆さんとの芝居づくりは、原作同様に熱血指導で子どもを変えていくという森田先生の情熱と努力と同じ。全国から注目されている舞台で、各地から観劇に来た人が『函館でいいものを見ることができた』と喜んでもらえるように全員で頑張っている」と話す。
 西川さんは「自信がなくて始めても、最後には大丈夫で何とかなるということをキャストの姿、原作から感じてもらいたい」と来場を呼び掛けている。
 公演は午後2時半からと同6時半からの2回。入場料は3000円で、松柏堂プレイガイド、市地域交流まちづくりセンター、市芸術ホールで発売中。問い合わせは同センター(0138・22・9700、担当・丸藤さん)へ。(山崎純一)










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