【江差】江差海上保安署(皆川孝弘署長)は7月27日、同署で海事関係功労者表彰の伝達式を開き、海上保安協会江差支部の菊地勲常任幹事(74)に海上保安庁長官表彰を贈った。
海上保安庁では海の日(7月16日)に合わせ、海上保安業務に貢献した功労者を表彰している。今年度は菊地さんのほか、江差海上保安署長表彰として日本水難救済会江差救難所救助員で漁業の吉水義則さん(68)、海上保安協会江差支部の小山誠一郎幹事(58)を表彰した。
伝達式には、菊地さんと小山さんが出席。皆川署長が表彰状と記念品を手渡した。吉水さんは出席できなかったため、代理人が表彰状を受け取った。
2002年6月から常任幹事を務める菊地さんは、今回道内で8人のみが受賞した海上保安庁長官表彰に輝いた。「大きな事故が発生した場合はこれからも救難活動に協力したい」と話していた。(深津慶太)