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札取り合い真剣勝負 啄木かるた大会、函館・盛岡の児童交流

 函館ゆかりの歌人、石川啄木の短歌で楽しむ「函館・盛岡啄木交流かるた大会」が7月28日、函館アリーナで開かれた。3人1組で函館から13チーム、盛岡市から1チームが参加。リーグ戦やトーナメントで優勝を競った。
 啄木は渋民日記で、渋民村でかるた(百人一首)が「自分が一番うまい」と自負。「啄木かるた」は代表的な短歌100首を札にして作られ、「やはらかに柳あをめる北上の岸辺目に見ゆ泣けとごとくに」「潮かをる北の浜辺の砂山のかの浜薔薇よ今年も咲けるや」など、渋民や函館の情景の歌も含まれる。
 大会には、市内からは5カ所の学童保育所から2~6年生が参加。試合が始まると子どもたちも徐々に声が出始めて、会場は熱気にあふれた。
 風の子クラブのチームで参加した函館八幡小6年の星野優二君(12)は「30枚くらいしか歌を覚えていないが、札を取り合うところが面白い」と話した。盛岡代表の「デスパイネ」は、8チームによる決勝トーナメントの準決勝まで進出。吉田優月君、菊池陽翔君、照井孝太郎君=盛岡・永井小6年、いずれも11歳=は「啄木の文化に親しめるところが楽しい。優勝を目指したい」と話していた。
 決勝では、わんぱくYMT(わんぱくクラブ、三浦夢華、高橋俊樹、澤田芽依)が嵐(風の子クラブ、喜多このみ、土門華那、布施優斗)を破り優勝。来年2月に開かれる盛岡の大会に進む。また、開会式では小笠原アカデミー教育振興財団の小笠原孝理事長が来場し、市文化・スポーツ振興財団の佐々木茂理事長に助成金の目録を手渡した。(今井正一)










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