★函館空襲から73年、犠牲者に平和誓う(15日) 1945(昭和20)年7月14、15の両日に起きた函館空襲から73年となり、函館市内では追悼の慰霊祭や関連行事が行われた。市内2カ所であった慰霊祭の参列者は静かに犠牲者の冥福を祈り、平和の尊さをかみしめた。
★奇才ダリの世界へご案内、函館美術館で特別展開幕(15日) 道立函館美術館の特別展「奇才・ダリ版画展 炸裂するシュルレアリスムの世界」が14日、同館で開幕した。イタリアの詩人、ダンテの叙事詩「神曲」の挿絵として描かれた100点を含む、版画215点、彫刻6点をダリの言葉や写真を交えて紹介している。
★大間で原発反対集会(16日) 青森県大間町で15日、電源開発が建設を進める大間原発に反対する集会が、原発に隣接する民有地で開かれた。県内や道南、東京などから約330人が参加、町内をデモ行進して「大間原発絶対反対」「子どもたちを守ろう」と訴えた。
★函館港花火大会、夜空に3000発(16日) 函館新聞社主催の第22回函館港花火大会が15日、函館港豊川埠頭をメイン会場に開かれた。夜空に約3000発の花火が色鮮やかに打ち上がり、夏の到来を待ちわびた大勢の観客を楽しませた。
★函館競馬場で騎手による乗馬体験イベント(17日) 函館競馬場で16日、日本中央競馬会(JRA)所属の騎手有志による小学生対象のイベント「はじめての馬乗り体験」が開かれた。地元の子どもたちに競馬を身近に感じてもらおうと藤岡佑介騎手が企画し、賛同した藤岡康太騎手、荻野琢真騎手、国分恭介騎手、城戸義政騎手の計5人が参加した。
★ウォークラリー大会で西部地区の歴史学ぶ(17日) 2018函館ウォークラリー大会(函館ウォークラリー協会主催)が16日、函館市西部地区で開かれた。小学生から高齢者まで幅広い世代の約130人が参加。コースを歩きながら、クイズ形式で同地区の歴史や文化に理解を深めた。
★江差町長選、照井氏無投票で再選(18日) 任期満了に伴う江差町長選は17日告示され、現職の照井誉之介氏(33)=無所属=以外に立候補の届け出がなく、照井氏の無投票での再選が決まった。同町では、2006年以来12年ぶりの無投票当選となった。
★南茅部で天然マコンブ漁始まる(18日) 函館市南茅部地区で17日、天然マコンブ漁が始まった。この日を待ちわびた漁師たちが早朝から舟を出し、褐色に輝く立派なコンブを次々と舟に積んでいった。
★函館市人口3020人減、道内トップの減少幅(19日) 総務省が発表した今年1月1日現在の函館市の人口(日本人住民)は、前年比3020人減の26万1572人と道内トップの減少幅だった。生まれる子どもの数が少ないことが影響しており、市は子育て支援の充実とともに、比率で女性人口が多いため若い男性が働きやすい環境づくりに継続して取り組む考えだ。
★「土用の丑の日」ウナギ需要高まる(19日) 「土用の丑(うし)の日」を20日に迎え、函館でもウナギ需要が高まっている。今年も稚魚の不漁が価格に響いている状況だが、夏を乗り切る風物詩として、料理店や小売店では販売に力を入れている。
★縄文遺跡群、世界文化遺産推薦候補に(20日) 世界文化遺産の推薦候補を決める文化庁の文化審議会が19日開かれ、6度目の挑戦となった「北海道・北東北の縄文遺跡群」(北海道、青森県、岩手県、秋田県)が選ばれた。17ある構成資産のうち、大船・垣ノ島遺跡がある函館市でも、悲願への大きな一歩に喜びの声があがった。
★北朝鮮船員から窃盗被害の松前小島で「島開き」(21日) 昨年11月に漂着した北朝鮮船員による窃盗被害を受けた松前小島で20日、「島開き」(松前・離島小島を愛する会主催)が開かれ、漁業者や行政関係者ら約70人が今年一年の安全と大漁を祈った。
★昨年度の函館、観光経済効果3078億円(21日) 函館市と函館国際観光コンベンション協会は、2017年度の観光動向調査結果を公表した。同年度の入り込み客数525万人に旅行客の消費額を掛けた数字を基にした経済波及効果は、前年度比16%増の3078億円と試算した。