市立函館高校(佐竹卓校長、生徒874人)の学校祭「柳星祭」の前夜祭が6日、同校で行われた。恒例のあんどん行列では生徒らが「エッサー、エッサー」と威勢の良い掛け声を上げながら、手作りあんどんを担ぎ、市内を練り歩いた。
PTAなどを含め約1000人が参加。本町一帯や千代台公園などを通る約5キロの道のりを3時間ほどかけて行進した。1~3年の計22クラスは、キャラクターや乗り物などをモチーフにした巨大あんどんを制作。担ぎ手が「元気を出していくぞ」などと声を張り上げて盛り上げると、沿道からも大きな声援が送られた。
生徒の勢いに負けじと、PTAも「イカとマグロの函館」と題した手作りあんどんを担ぎ、祭りに花を添えた。8日は本祭一般公開も行う。(小杉貴洋)