函館亀田ロータリークラブ(RC、木戸浦静男会長)は2日、「そば処 陣屋」(函館市昭和)で、市内を訪れている留学生に日本の食文化を体感してもらおうと、そば打ちと餅つき体験会を開いた。
同RCが毎年企画し、今回で14回目。北海道国際交流センター(HIF)主催の夏期セミナーに参加している留学生約40人が参加した。
餅つきは一人ずつ同RCの法被を着て、力強くきねを振り下ろした。また、店員がそば打ちを披露し、生地が出来上がっていく様子をスマートフォンなどで撮影。最後に説明を受けながら、包丁を操ってできるだけ細く切ろうと真剣な表情で臨んだ。
米オーバリン大に通うアンダーソン・レオさん(19)は「生地を切るのは思ったよりも難しく、店員の手さばきに感動した」、米ノースウェスタン大のミッチェル・スミスさん(同)は「全力でもちをついて楽しかった。そばはインスタントしか食べたことがないので、日本では〝本物〟をたくさん食べられる」と笑顔で話した。(蝦名達也)