【上ノ国】町内での死亡交通事故ゼロ日数が3500日を超えたのを受け、上ノ国町交通安全運動推進委員会(会長・工藤昇町長)と町内の4交通安全協会に対する表彰状や感謝状の贈呈式が8日、町役場で開かれた。
町内では2008年11月2日以来、死亡交通事故が発生しておらず、今月3日に3500日を達成した。8日現在、渡島・檜山管内での死亡交通事故ゼロ日数で最長となっている。
この日は道交通安全推進委員会(堰八義博会長)の表彰状が小林敏克桧山振興局長から伝達されたほか、江差署の穴澤勝史署長から工藤町長、上ノ国交通安全協会の北村克夫会長、大留交通安全協会の森田豊彦会長、湯ノ岱交通安全協会の三浦安則会長、滝沢交通安全協会の菊地利正会長に感謝状が手渡された。
工藤町長は「高齢者の免許返納制度がある一方で、返納後の高齢者の足が課題。引き続き4000日を目指して、交通安全を呼び掛けていきたい」と話していた。(深津慶太)