• 函館新聞デジタル
    ご購読申込はこちら
  • 動画ニュース
    豪華客船「シーボーン・オデッセイ」函館港に初入港
  • 2024年春
    人事・本社来訪
  • 4/19
    函新ウイークリーレビュー
  • 参加者募集
    写真の日プロジェクト
  • 求人情報
    総務経理スタッフ、記者

函館へのクルーズ船寄港来年度40隻超、最多更新へ

 来年度函館港に寄港を予定するクルーズ客船は、過去最多だった2014年度の延べ37隻を上回り、40隻を超える見通しとなった。函館市は年間70隻の寄港目標達成に向け、大型化が進む客船の受け入れ態勢強化を検討。港町埠頭(ふとう)で客船を係留できる「係船柱」などに関し、12万トンを超えるクラスの客船でも対応できるか早急に調査し、必要に応じて整備に乗り出す考えだ。
 函館の客船寄港数は、16年度から2年連続で道内最多を記録。今年度は過去2番目となる延べ30隻が寄港を予定する。
 19年度は世界的に有名な英国の豪華客船「クイーン・エリザベス」(9万900トン)をはじめ、昨年市がトップセールスで訪れた米国のアザマラ・クラブ・クルーズ社による3回の客船寄港が既に決定。「ほかにも船会社などから多くの打診がある」(港湾関係者)ことから、過去最多を更新する見込みだ。
 市港湾空港部にによると、クルーズ需要の高まりと共に、外国船籍の客船が日本に立ち寄る際の寄港地が増加。函館は、半日程度の停泊時間でも豊富な観光資源を満喫できるとして人気を集めているほか、遺愛女子高校の通訳ボランティアが海外客から好評だという。
 一方、外国船籍を中心に客船の大型化傾向が顕著にみられることを受け、市はこれまで寄港した最大の豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」(11万5906トン)を超えるクラスを港町埠頭で受け入れられるか、詳細な調査を始める。
 具体的には、係船柱や船体が接触した時の衝撃を和らげる「防舷材」などの強度を調べ、必要であれば補強する計画。整備に必要な費用を見積もり、早ければ年度内に補正予算を組んで市議会に提出したい考えだ。
 同埠頭は、係留岸壁の全長で最大280メートル、水深12メートル以上の機能を備え、これらの強度が確認できれば、12万トン以上の客船でも停泊が可能となる。
 今秋にも暫定供用を開始する若松埠頭でも、12万トン級の客船受け入れを目指して工事が進む。大型客船の乗客は1000人以上で、一度に降り立つ数は新幹線1編成分を超えることから、経済効果は大きい。同部は「船舶の大型化に伴う需要を見極めた上で、受け入れ環境をしっかり整えていきたい」としている。(山田大輔)










      最新記事











      きょうの人生指針/誕生月占い

      函館新聞デジタルとは
      函館新聞 デジタル お申込み
      ご購読申し込み月は無料

      最新ニュース

      アクセスランキング

      1. 函館港に初入港 豪華客船「シーボーン・オデッセイ」
      2. 函館でサクラ満開 過去3番目タイの速さ
      3. 日吉町で住宅火災
      4. 茶房菊泉がリニューアルオープン 外国人・アニメファンに人気のカフェが復活
      5. 小学校6校の統合見送り 函館市教委が方針
      6. 秋移転の高橋病院 地域での取り組み紹介
      7. 不同意わいせつ容疑 八雲の70代男性逮捕
      8. 道南ものがたりジャーニーラン、8月に道内初開催
      9. 28日にスプリングコンサート 道南23団体出演
      10. 遺愛6連覇、函工4連覇 バドミントン高体連春季大会

      函館新聞宅配購読お申込み

      お試し(1週間)もございます。

      フリーマガジン「ハコラク」も毎月お届け

      はこしんフォトサービス
      フォトサービス

      掲載された写真を購入できます

      はこしんバックナンバー
      バックナンバー

      過去3ヵ月以内の函館新聞を購入

      はこしんポスト
      ポスト

      取材依頼・情報提供・お問い合わせ

      国内外の主要ニュース


      クローズアップ


      ニュースカレンダー

      紙面ビューア

      SNS公式アカウント

      4月25日のイベント情報

      ※イベント中止および延期となる場合がございますので、詳細は主催者へ直接ご確認頂きますようお願い申し上げます。

      関連サイト