函館市女性センター(東川町11)は、不漁が続くイカ漁の回復を願い、キャラクターなどを制作するプロジェクトを始動させる。15日午後6時から同センターで1回目の「イカ招き制作委員会」を開く。原田恵理子館長は「イカ招きキャラクターを育てていきたいと思う方、一緒に楽しいことをしましょう」と参加を呼び掛けている。
同プロジェクトは、イカの豊漁を願い「イカ招き伝説」を作ろうと企画。メンバーは、同センターが2017年4月に開始した、さまざまな分野で女性が活躍し、地域活性化につなげる「函女プロジェクト」の登録者らが中心となる。1回目の委員会では、キャラクターの検討や今後の展開などについて意見を出し合う予定。イカがたくさん獲れるようにと願いを込めたイカ招きキャラクターやグッズを制作し、販売や認定キャラクターとして自由に使用できることを目指す。
原田館長は「イカの好物や招くためのヒントになるようなことも分析したい」と意気込み、「函館の名物キャラクターを作り、イカが獲れるようになる守り神として将来の伝説を作りたい」と期待を寄せている。
参加は函女プロジェクトの登録が必要。同センターのホームページから登録後、メール(info@hakodate―josen.com)で参加希望を連絡する。問い合わせは同センター(0138・23・4188)へ。(木村京子)