日本経済新聞が毎週土曜に発行している別刷り紙面「NIKKEIプラス1」(4月28日)で、函館マラソンが「市民マラソン大会ランキング」で8位タイにランクインした。実行委は〝快挙〟を喜ぶとともに「常に改善を重ね、ランナーの満足度を高める努力を続けたい」としている。
看板連載「何でもランキング」で、専門家が協力しフルマラソンを中心に32大会をリストアップ、その中から10選に選ばれた。調査方法は「コース設計や開催時期の良さ」「申し込みやすさ・情報発信力」「当日の運営態勢」「景観・イベント性」などを基準とし、川内優輝さんら計11人が評価した。
函館マラソンは200ポイントを獲得し、ちばアクアラインマラソン、熊本城マラソンと並んで8位タイ。道内では唯一のトップ10入りとなった。
函館マラソンは金森赤レンガ倉庫群など函館観光を楽しめるほか、エイドステーション(休憩所)やゴール後のグルメが充実していることが高評価につながったとみられる。1位は東京マラソン(730ポイント)、2位は大阪マラソン(420ポイント)、3位は神戸マラソン(410ポイント)といずれも全国に名だたるマンモス大会が名を連ねた。
ランクインを受け、実行委は公式ホームページ(HP)の新着情報やコラム、フェイスブックで紹介。フェイスブックでは400件以上の「いいね」をもらったという。プラス1のHPでも今回のマラソンランキングを閲覧できる。
実行委は「函館マラソンはフル化して今年3年目の新参者。今回の名誉に恥じないように、さらに高みを目指して頑張る」と気を引き締めている。なお、2018函館マラソンは7月1日開催で、エントリーは既に締め切った。(山崎大和)