春の風物詩ともいえる雪解けとともに現れる道路の無数の穴。ここ数日、函館品では晴天の日が続き、業者による補修作業が各地で進められている。
道路の穴は、アスファルトの隙間に雪が解けて水分が入り込み、夜間に凍結して体積が増え、日中に溶けることが繰り返されてアスファルトが劣化することで作られる。
道道を管理する函館建設管理部維持管理課によると、今冬は大雪の影響もあってか、道路の穴は例年よりも多いという。また、例年であれば補修作業は2月下旬にスタートするが、雪解けが遅かったため、3月中旬まで始められなかったため、急ピッチで作業が行われているという。
同課の木下正秀課長は「進捗率100%まではいかないが、往来に支障のある大きな穴や深い穴の補修はほぼ完了している。浅い穴が広範囲に広がっている部分などが残っており、早急に補修を進めたい」と話していた。(大谷健人)