遺愛学院(函館市杉並町23)の旧宣教師館(ホワイトハウス)周辺に群生するクロッカスが見頃を迎えている。気温が高い日が続き、例年より1週間ほど早い開花となったが、春めく陽気の中でかれんに咲く花々を見ようと、多くの人が足を運んでいる。
白と紫の花々が一面に咲き誇る様子は春の風物詩としての認知度も高く、スノードロップやフクジュソウなども顔を出し、彩りを添えている。29日も多くの市民がカメラを手に鑑賞に訪れていた。
娘が同校の卒業生という市内の女性(62)は「ここに来ると春を感じられる。やっと楽しみな季節になってきた」と笑顔だった。見学の際は正門近くの守衛に声を掛ける。時間は午前9時から午後4時。問い合わせは同学院(0138・51・0418)へ。