【木古内】「どうなん・追分シーニックバイウェイルート歴史の道フォトコンテスト」の審査会が16日、町中央公民館で開かれ、応募作74点の中から、松前旧波止場を題材にした続厚子さん(大阪府)の「本州へ続く歴史(ルート)」が最優秀賞に選ばれたほか、特別賞2点、入選6点が決まった。
同コンテストは北海道新幹線開業1年を記念し、どうなん・追分シーニックバイウェイルート運営代表者会議が主催。ルート9町(木古内、知内、福島、松前、上ノ国、江差、奥尻、厚沢部、乙部)の歴史の道、風景の写真を募集。入賞作9点は、同ルートが近く刊行する「歴史の道」マップやパンフレットなどに活用するほか、4月以降、各町の道の駅などで展覧会を開く予定。
審査委員長を務めた函館在住の写真家、京極寛さんは「今回は粒ぞろいの作品が集まったが、道南にはよいモチーフがまだまだたくさんあると思う。もっと気軽に撮影して応募してもらいたい」と話す。
特別賞受賞作は次の通り(敬称略)。
▽シーニックバイウェイ特別賞=「悠久の歴史ロマンへ」(奥尻町宮津弁天宮)宇苗満(奥尻)▽ルート特別賞=「たいまつ行列」(上ノ国町夷王山まつり宵宮祭)森征人(福島)