函館地方気象台によると、渡島・桧山地方は8日夕方から9日にかけて気温が上昇して雨となり、急速に雪解けが進む見込み。低い土地の浸水、道路の冠水、土砂災害、河川の増水のほか、積雪の多い傾斜地ではなだれに注意が必要としている。
8日正午から9日正午までの24時間に予想される雨量は、渡島・桧山地方で80ミリ。函館は9日朝の予想最低気温が5月中旬並みの7度と高い。8日午後3時現在の積雪は平年の約3倍の55センチとなっている。
また、9日にかけてうねりを伴った高波にも注意を呼び掛けている。9日の波の高さは、渡島北部は3メートルメートルでうねりを伴う、渡島東部は5メートルでうねりを伴う、渡島西部と桧山地方は4メートル。