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道立函館美術館、道内文化施設と連携

 道立函館美術館(五稜郭町37、堤邦雄館長)の2018年度の事業計画が固まった。4月から道教委の重点事業として、道立美術館を中心に各地域の文化施設が連携する「アートギャラリー北海道」(AGH)がスタート。北海道150年記念事業とも連動し、「北のさきがけ 道南四都物語」をはじめとする5件の特別展を開催する。
 2月28日に同館で開いた道立函館美術館協議会(会長・川嶋稔夫公立はこだて未来大学教授)で報告があった。
 AGHは同館など渡島、桧山の10施設を含む道内70の文化施設が参画。相互に情報発信を行い、共通ロゴマークの使用やモバイルスタンプラリーなどを実施して、道内全体をアート舞台とする取り組み。
 4月28日に始まる「道南四都物語」は、江差、松前、函館、伊達の4市町にスポットを当て、姥神大神宮渡御祭の山車(やま)の展示や、期間限定で「洛中洛外図屏風亘理伊達本」(伊達市開拓記念館所蔵)、小玉貞良作の「松前屏風」(松前町教委蔵)と「江差屏風」(旧相馬邸蔵)を一度に鑑賞できる機会や、「みんなのアートプロジェクト」として、教育普及事業も展開する。
 このほか、特別展ではサルバドール・ダリにスポットを当てた「奇才・ダリ版画展」、「歌川広重 二つの東海道五拾三次」、「ケータイ絵文字のほっこりワールド」、生誕110年を記念した函館出身の画家、岩船修三展「水辺のものがたり」を予定し、工夫を凝らした常設展も実施する。
 一方、本年度は本物そっくりに作られた絵画や工芸品を集めた「ニッポン写実 そっくりの魔力」展に1万4102人が観覧するなどし、開催中の追悼特別展「高倉健」(3月31日まで)を含めると、入場客が2年連続で5万人を超えることが確実となった。同館の特別展のテーマに沿って、函館市中央図書館でも関連本の展示を行う企画が進むなど、新たな連携も生まれた。川嶋会長は「道財政が厳しい中で、美術館の活動が活発になっている」などと評価した。(今井正一)










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