道南地方の交通機関は大きく乱れた。
JR北海道は1日、特急北斗、スーパー北斗の上下全24本を運休。普通列車も函館線の普通列車22本を運休、部分運休し、合わせて約5000人に影響した。北海道新幹線も東京発のはやぶさ29号が約40分遅れた。道南いさりび鉄道も午前10時40分以降、普通列車計16本を運休し、2日も午後1時ごろまで新函館北斗―長万部間の運転を見合わせる。特急は北斗・スーパー北斗が1~13号まで運休するほか、普通列車も15本の運休が決まっている。
日本航空(JAL)は奥尻、伊丹線(大阪)など計9便を欠航し、計383人に影響。全日空(ANA)は千歳、羽田線など計6便を欠航して計410人に影響した。
道路関係では、NEXCO東日本が道央道の札幌インターチェンジ(IC)-大沼公園IC間の上下線を吹雪のため通行止めとした。また、函館開発建設部は1日午前11時半から、国道227号の北斗市市渡―厚沢部町木間内間(27・3キロ)を通行止めとしている。
ハートランドフェリーは1日、悪天候のため午後1時江差発奥尻行き1便を欠航し、約40人に影響した。津軽海峡フェリーは函館―大間間全便と青森間13便を欠航して約160人に影響。青函フェリーは青森間10便を欠航して約80人に影響した。