函館地方気象台は渡島の東部と西部、桧山地方に暴風警報を発表中。1日昼前から2日にかけて暴風に、1日夕方から2日にかけて高波に厳重に警戒を呼び掛けている。また、雪解けによる土砂災害や低い土地の浸水、なだれ、電線着雪、高潮に注意を呼び掛けている。2日は雪を伴った非常に強い風が吹き、猛吹雪となる恐れがある。
1日は、日本海と三陸沖にある低気圧が急速に発達しながら北海道に近づき、2日は二つの低気圧が北海道付近を通過しオホーツク海へ進み、強い冬型の気圧配置となる見込みです。
1日から2日にかけて予想される最大瞬間風速は、渡島東部の海上・陸上で35メートル。渡島西部と桧山地方の海上40メートル、陸上35メートル。暴風のため、屋外での行動は危険と呼び掛けている。波の高さは渡島西部と桧山南部・奥尻島で7メートル、桧山北部で6メートル。
雨量は、1日午前6時から2日午前6時までで、渡島・桧山地方で70ミリ。平地では、1日夕方まで雨で、夜には雪に変わる見込み。降雪量は同じ期間で渡島・桧山地方で40センチ。その後も2日は雪が続き、降雪量はさらに多くなる見込み。