道教育大附属函館中学校で2月21日、1年生104人がそれぞれのテーマについて調べた内容を発表する「探究発表会」が行われた。スポーツや観光などの調査結果をプレゼンテーションし、集まった同附属小の生徒や保護者らに自分たちの考えを伝えた。
同校では、総合的な学習の時間を「探究」とし、授業では札幌市、函館市内の2都市を対象に自分たちのテーマについて調査する活動を展開。成果はまとめられ全員が同じように報告できるようにプレゼンテーション能力の向上にもつなげる。
1チーム3分の発表を繰り返し、全員が説明も担当。中には新聞社と放送局の違いについて調べたり、科学技術、「人はなぜ考えることをやめないのか」など難しい分野で知識を深めたチームもあってそれぞれの見解を丁寧に紹介した。(小杉貴洋)