• 函館新聞デジタル
    ご購読申込はこちら
  • 2024年春
    人事・本社来訪
  • 参加者募集
    写真の日プロジェクト
  • 求人情報
    総務経理スタッフ、記者

松前の竹田さん、サクラ250種木札書きに励む

 【松前】毎春、250種約1万本のサクラが咲き誇る松前公園で「松前花の会」会員の竹田勝治さん(75)が、今月初めからサクラの品種を示す木札書きに励んでいる。3月末までに550~600枚を書き上げ、雪解け後に取り付ける予定だ。
 竹田さんは町の元職員で、定年退職した2003年春から松前公園でごみ拾い活動を始めた。サクラに吊るされた木札の風化や落下が気にかかり、町商工観光課に相談したところ、「以前木札を書いていた人が高齢で引退した。竹田さんが代わりに書きませんか?」と提案を受けた。以来、「町のためになれば」という思いで、町からマツの木札の提供を受け、痛んだ札のかけ替えを行っている。
 「雨宿」「糸括」「関山」…さまざまなサクラの名前をペンキで一つひとつ丁寧に書き上げ「もともと書道の心得はなかったけれど、15年も書いていると上達しますね」とほほ笑む竹田さん。松前公園には「福寿桜」「関守」「優雅」など松前で育成されたものも数多く、そのようなサクラには「松前育成品種」の添え書きを施している。
 サクラの名前書きは、町内3小学校の6年生が卒業記念として取り組むまでに広がり、竹田さんが各校で指導に当たっている。子どもたちが書くのは松前公園で最も多いサクラ品種「南殿」で、裏面に自分の名前を書く。竹田さんは「さくらまつりで自分の書いた札を見にくる子どもも多く、いい記念になっていると思う。木札書きは体の続くかぎりやっていきたい」と話す。(神部 造)










      最新記事











      きょうの人生指針/誕生月占い

      函館新聞デジタルとは
      函館新聞 デジタル お申込み
      ご購読申し込み月は無料

      最新ニュース

      アクセスランキング

      1. 遺愛6連覇、函工4連覇 バドミントン高体連春季大会
      2. 不同意わいせつ容疑 八雲の70代男性逮捕
      3. 函館でサクラ満開 過去3番目タイの速さ
      4. 函館港に初入港 豪華客船「シーボーン・オデッセイ」
      5. 五島軒、新業態のカフェ27日に営業開始 本店1階ロビー アフタヌーンティーなど
      6. 28日にスプリングコンサート 道南23団体出演
      7. 道南ものがたりジャーニーラン、8月に道内初開催
      8. 日吉町で住宅火災
      9. 上磯高の存続を要望 池田市長と川原教育長、道教委に
      10. ポツンと佇む小さな食堂③/猫がいるレストラン casadelgatto

      函館新聞宅配購読お申込み

      お試し(1週間)もございます。

      フリーマガジン「ハコラク」も毎月お届け

      はこしんフォトサービス
      フォトサービス

      掲載された写真を購入できます

      はこしんバックナンバー
      バックナンバー

      過去3ヵ月以内の函館新聞を購入

      はこしんポスト
      ポスト

      取材依頼・情報提供・お問い合わせ

      国内外の主要ニュース


      クローズアップ


      ニュースカレンダー

      紙面ビューア

      SNS公式アカウント

      4月25日のイベント情報

      ※イベント中止および延期となる場合がございますので、詳細は主催者へ直接ご確認頂きますようお願い申し上げます。

      関連サイト