北海道付近が冬型の気圧配置となった影響で、20日の函館は雪となった。気象庁の速報値によると午後2時現在、今冬の累積降雪量は469センチとなり、2012年の465センチを上回り観測史上2番目の多さとなった。また、最深積雪は平年の約3倍に当たる82センチで、1957年と並び4番目の多さとなった。
今冬の函館の月別降雪量は、11月が平年の約2倍の55センチ、12月は過去3番目に多い155センチ、1月は12日に一日として最大の41センチを記録したが131センチで平年並み、2月は20日午後5時現在で128センチで、2月として4番目の多さとなっている。
また20日は冷え込みも厳しく、函館の最低気温は氷点下10・1度で2月に入り始めて氷点下10度を下回った。函館地方気象台によると、道内は21日も冬型の気圧配置が続き、函館の予想最高気温は同3度、雪の降りやすい状況になる。(山崎純一)