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小谷石を北海道三大秘境に 到達証明書発行へ

 【知内】町の観光関係者らが「海辺の秘境」小谷石地区を、「山の秘境」上川管内美深町松山湿原、「陸路の秘境」胆振管内豊浦町小幌駅と並ぶ「北海道三大秘境」の一つとしてPRしようと、両町との連携に乗り出している。新年度から各町で「北海道三大秘境到達証明書」などのグッズを制作して、秘境ファンの集客を目指す。
 小谷石地区は道道531号小谷石渡島知内停車場線の行き止まりであることから「道南の秘境」として知られ、地元関係者もホッケの切込みを「秘境の逸品」の名で売り出すなど「秘境」をPRに活用してきた。
 また、松山湿原は国鉄美幸線(1985年廃止)の存続運動の一環として「日本一の赤字線美幸線に乗って秘境松山湿原へ行こう」というコピーが用いられた経緯もあり、道北を代表する秘境として知られる。小幌駅は主要幹線である室蘭本線の一駅でありながら、鉄道以外の手段でアクセス不能な“日本一の秘境駅”として名高く、豊浦町も観光資源としてJRと維持管理協定を締結するなど、存続を強く働きかけている。
 知内町商工会の山田貴志事務局長が両町との連携を取り持ち、昨年末までに各関係機関が合意。知内町の実施主体は、新年度立ち上げられる観光法人「一般社団法人しりうち観光推進機構」(仮称)で、到達証明書は小谷石地区の民宿、矢越クルーズ、矢越山荘で1枚150~200円程度で委託販売する予定。
 証明書はハガキサイズで、宛名を書いてポストに投函できるようになっている。山田事務局長は「今後も長く続けられるよう、関係者に多少なりとも収益が発生するような仕組みを工夫した」と話し、4月末のゴールデンウイーク前までには発行を始めたい考えだ。(神部 造)










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