函館短大食物栄養学科の2年生が考案した「函短特製! カラフルミートローフ弁当」の販売が8日、道南のコープさっぽろ12店で始まった。湯川店では学生が店頭に立ち、野菜をふんだんに使った色鮮やかな弁当をPRした。価格は498円(税抜き)、販売は11日まで。
弁当開発は函館短大とコープさっぽろの連携事業の一環として昨年に続いて実施。今回は特別研究を履修する10人の学生が、授業で学んだ知識やアイデアを生かしてメニュー開発に取り組んだ。
メインは、コーン、グリーンピース、ニンジンが入ったミートローフで、付け合わせにマイタケと絹サヤのバターソテー、道南米「ふっくりんこ」を炊き上げたご飯の上にはホウレンソウを乗せるなど、野菜たっぷりの彩り豊かな弁当に仕上げた。
この日、湯川店では学生7人が売り場に立ち、来店客にチラシを配ったり試食を勧めたりして弁当をPRし、午前11時の販売開始からわずか1時間で用意していた80個を売り切った。
リーダーの成澤愛恵さん(20)は「どれを食べても野菜が取れるようメニューを考えた。ミートローフは子どもやお年寄りの方でも食べやすいように柔らかく仕上げたので、幅広い年代の方に食べてもらえたらうれしい」と話している。(金子真人)